インソールの必要ない身体は作れる。

2019年9月25日 カテゴリー:インソール,<スポーツ> 記事執筆者:堤 和也

インソールってなに??



『インソール』って皆さんご存知ですか?

最近よくスポーツ用品店などにも置いていますよね。


そうです、『靴の中敷』のことです。





このインソール(中敷)の厚みを様々に変えることによって、足のアライメント(骨の「位置関係」)を整え、パフォーマンスを高めたり、足の痛みや膝の痛みなどを出現させにくくしたりするものです。





スポーツ競技のプレー、パフォーマンスの質を高めるだけであれば競技時に履く靴にだけインソールを入れておけばいいだけなのでそれほどストレスもないのですが、

「痛み」を取り除く目的で使用しているものであるならば、足に体重を載せて様々な動作をしたときに出現する痛みを軽減させるという意味合いが強くあります


ということは、
・靴を履き替えるたびにインソールを入れ直さなければならない
・靴の形状に互換性がなければ、履く靴に合わせて新たに作り直さなければいけない
・靴を履いていない状態(屋内での裸足、スリッパなど)であれば、用をなし得ない

ことになってしまいますよね。

これってかなり負担なんです。


オーダーメイドのインソールであれば、ひとつ作るのに1万円を超えるのは普通ですからね…

使い古すたびに作り変える…
新しい靴を買うたびにインソールも作り変える…
もしくはインソールにあう靴を選ばざるを得なくなる…


なかなか辛いものがあります。



インソールが必要ないカラダは作れるのか?



中枢神経系疾患によるもの、事故などによる受傷・欠損(足の構造の不可逆的な変化)、認知機能に問題のある場合はインソールや装具、整形靴などに頼らなくてはいけない部分が非常に大きいと思います。

しかし、認知機能に問題はなく(自分自身の動作についてしっかりと認識・理解しながら、コントロールできる状態)、中枢神経疾患による影響(低緊張や過緊張など、脳から筋への指令がうまく働かず、力が入らなかったり、過剰に力が入ってしまう状態)もなく、整形外科的な足の構造の不可逆的な変化がないのであれば、
インソールの必要ないカラダは十分に作り上げることができるとカラダ Design Lab.では考えています。




足のアライメントは足だけで作るものではない



アライメントとは位置関係のことを指しますが、ここでは骨の位置関係、配列のことと考えてください。

足部(足首から先の部分)には26個もの骨が存在します。
足のためだけにそれだけたくさんの骨があるとは専門的な知識がないとなかなか想像しにくいですよね…
その26個の骨が配列された結果が今のあなたの足の形状を作っています。




扁平足(low arch)、ハイアーチ(high arch)、外反母趾、内反小趾、回内足、回外足など、足部の問題は色々とあります。これらの問題を足首から先を変えることだけで解決しようとしてしまいがちですが、そもそもそのことに問題があります。


なぜなら、足部の形状、足部の形状を作る筋肉の働き方には、
・足への体重の掛かり方
・足首から上の骨のアライメント(脛骨、大腿骨、骨盤など)
・膝や股関節の使い方

が非常に大きな影響を及ぼしているからです。


つまり、足の状態だけを良くしても、そもそも上記の部分がしっかりと改善されていなければ意味をなさないということになるのです。



足の問題も全身からの影響を見る目が必要



足部に痛みを抱えていたり、捻挫を繰り返すような方を見ていると、足首から先だけに問題があることはほとんどなく、膝から上、特に股関節・体幹部分の使い方に問題を抱えている方が大多数です。

場合によっては、足に手を加えなくても、足首から上の部分を変えていくことで足部の諸症状が軽減・消失していく方もたくさんおられます。


特にスポーツレベルとなると、足部は地面への踏ん張りに対する反力を得て強く素早い動きを引き出す非常に重要な部分ですので、足部に問題を抱えていると力が弱まるだけでなく、スピードも落ちる…などと競技能力を考えると非常に深刻です。



足の構造に変化がなくても、負担の加わり方が変われば痛みは軽減する


内くるぶしが突出した足
実際につい先日まで足の構造に問題を抱え、病院でインソールを処方され、リハビリを継続していてもなかなか痛みが取れずにお悩みの小学生・中学生がご来店くださっていました。

痛みで好きなスポーツが思うようにできない…


足の構造には生まれつきの要素、遺伝的な要素もありそうな状況でしたが、足そのものの使い方と同時に、全身の使い方を適切なものに変えていくことによって、次第に痛みは減弱し、ついには消失。スポーツにも今まで以上に積極的に取り組めるようになり、プレーのレベルも上がり、カラダ Design Lab.は一旦卒業となりました



前述のように足の構造は複雑かつ全身の影響を大きく受けるので、それぞれの人によってそのすべてに個人差が大きく、「これをすれば良くなりますよ」というものはまずありません。


しかし、足の構造上の問題と痛みが生じている部分と全身の動きとの間での物理的、力学的な関連性が見えてくるとその解決策も同時に見えてきます。(そのためにもセラピストの動作分析能力は非常に重要。)



このように足首から先に痛みが出現してしまってお悩みの方は、是非カラダ Design Lab.へご相談くださいね。


カラダそのものと並行して、姿勢・動きを本来あるべき姿へデザインすることによって痛みのない状態を作り上げていきます。


カラダと姿勢・動きのトータルケアスタジオ
カラダ Design Lab.
カラダデザインラボ
堤 和也

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