先日、大事な大会を目前に、足の不調を解消すべく、カラダ Design Lab.に足を運んでくれた選手がいました。
今回は足の調整とセルフケアの方法、さらに足部の機能を高めることで、足部からボールタッチを柔らかくすることの必要性などをお伝えしましたが、
この記事ではその点は置いておいて…
そのちょうど10日前にトレーニングの指導と身体の扱い方を時間をかけてみっちりとお伝えしたその後から、
劇的な身体の変化を感じたことを教えてくれたので、今回はその点をお伝えしたいと思います。
<感じていた身体の問題と、プレーでの課題>
・首(アゴ)が上がる
・肩が硬い
・モモ前に力が入る
・つま先で踏ん張ってしまいやすい
・センターがよく分からない
・懐を広げたい(ボールキープできる自分のテリトリーを広げたい)
・相手を寄せ付けないようにしたい
・相手とぶつかったりしてしまうとスピードが落ちるため、深く切り込んでいっても、倒れず、スピードを落とさずに動けるようになりたい。
これらを改善させるために必要、かつ共通する運動構造をピックアップし、
当日中に獲得したい身体機能として挙げたものがこちら。
<必要な身体機能、身体操作>
①みぞおち・胸椎の可動性拡大
②みぞおちからの動きのコントロール
③センターを頭部までつなげ、重心位置を高める
④踵を使った動き
これらを引き出すためのワークを一緒に実施したり、
動きの感覚を捉えたり、
目的とする動きを獲得するためのトレーニング、
そしてそれらを統合化し実際の動きを変えにかかりました。
(写真は、相手に動きを悟られない、今まで以上に素早い一歩目を踏み出すために、動きを統合させているところ)
当日は何となく感覚をつかんだ…程度でしたが、
その翌日以降、実際のプレーの中でその劇的な変化を感じてくれていました。
<本人の感想>
・前回のトレーニング以降、身体の動きが全然違う
・かかとを使って動くと、相手がついてこない(ついてこれない)
・この10日間で4試合あったが、全試合で得点を決めている
・重心位置が高くなり、視野が広がった。今まで以上に周りが見えている感じがする。
・鳩尾がめっちゃ動いている感じがする
・何が起こっているのかうまく説明できないけど、なぜか今まで以上に身体が動くようになっている
・前回までは話を聞いてもあまり実感がなかったが、今回のトレーニングによる変化でかなり実感した
と、「なんで?」というような感じで、その感想を伝えてくれました。
このように「身体」と「動き」が変わるようにトレーニングを組み立ててお伝えしていますので、
これらの感覚、感想はすべて、目標とした4つの動きをしっかりと身に付けることができた結果である可能性大です♪
(得点については身体操作が変化した結果、パフォーマンスが上がり、得点に結びつく場面を作り出しやすくなった影響が大きそうですね。)
お作りした自主トレ表の写真も熱が入り、いつになく躍動感にあふれていました♪
今月から開幕したプリンスリーグ。
自分自身のパフォーマンスを高めながら、同時にチームとしても結果を残していきたいですね!
カラダと姿勢・動きをデザインする。
カラダ Design Lab.
カラダデザインラボ
堤 和也
@滋賀県大津市石山
サッカーに限らず、あらゆる競技における動き・プレーの質を高めたい方は、ぜひご連絡くださいね。
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是非、こちらも参考にしてみてください。
→【怪我をチャンスに変える! (カラダ Design Lab. for sports)】