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カラダニイイブログ

【歩くと股関節が「ごりっ」、「ぐりっ」と鳴るのはなぜ?】 大津市在住の方

歩くたびに股関節がゴリッ、グリッとなる、
特に上り坂など歩く負荷が強くなるとよりその症状が強くなる…



そのような症状でお悩みではありませんか?


もしかすると大腿筋膜張筋が硬くなってしまっているのかもしれません。


なぜこの大腿筋膜張筋が硬くなるとゴリっとなるのか、そもそもなぜ大腿筋膜張筋が硬くなってしまうのかを一緒に考えていきましょう!



結論を先に!



さっそく結論から先にお話しすると、

歩くたびに、「大腿筋膜張筋・腸脛靭帯」が「大転子」に引っかかっている。


という可能性があります。


どういうことか少しずつ紐解いていきますね。



大腿筋膜張筋とは?


大腿筋膜張筋とは、
骨盤の上前腸骨棘(腰骨の前方の出っ張った部分)から腸脛靭帯へとつながり、その腸脛靭帯は脛骨の外側顆(膝のお皿の外下方)へとつながります。

ちょうどこのような位置にあります。(後面から見た図)



より詳細な解剖をご覧になりたい方はこちらをどうぞ。





なぜ大腿筋膜張筋が硬くなるの?


・普段から足の小指側(外側)に体重をかけやすい

・お尻を後方へ突き出して歩く

・お尻を振って歩く

・片脚立ちをしたときに骨盤が横に飛び出しやすい、支え脚と反対側の骨盤が下がる


などといった特徴があると、
大腿筋膜張筋が過剰に活動しやすくなります。


身体を支える、バランスを取るために過剰に働かせたくない筋肉なのですが、
これを使い過ぎてしまうような身体づかいによって硬くしてしまっているのです。



大腿筋膜張筋が硬くなると引っかかりやすくなる。


大腿筋膜張筋は、股関節が内転する(脚が内に入る)と引き延ばされる(ストレッチされる)という特徴があります
このときに、同時に腸脛靭帯の張力も強くなり、大腿筋膜張筋と同時に引き延ばされます。


股関節が内転したままの状態で立つ
つまり、支えている脚と反対側の骨盤が下がった状態のままで立ち続けていると、大腿筋膜張筋はストレッチされながら、同時に過剰に収縮した状態となります。







大転子が飛び出すからゴリッとなる。


歩くときに、大腿筋膜張筋と腸脛靭帯は股関節の外側に張り出した骨(大転子:大腿骨の骨の一部)の上でスライドするのですが、上記のような歩き方の癖によって、大腿筋膜張筋が過剰に収縮し、大転子に押し付けられるような状態となってしまうのです。


さらにこのような歩き方の癖は、
大転子が外側へ飛び出すような骨のアライメントになってしまうので余計に症状が出現しやすくなります。

そして、大転子の前方にあった大腿筋膜張筋が、大転子の上を通り越える際に引っかかり、その引っかかりが急激に外れた際にゴリッとした感覚として現れるのです。



これが、歩くときに股関節がゴリッとなる原因の一つです。



どうすれば治るの?


大腿筋膜張筋や腸脛靭帯が周辺にある筋肉の中臀筋や外側広筋などと癒着してしまっている場合には、その癒着をリリースしつつ、大腿筋膜張筋の緊張を緩めてあげることが必要です。

これだけでも、症状はかなり大きく変化しやすいのですが、
再発を予防するという観点から考えるとこれだけではまだまだ不十分ですね。


大腿筋膜張筋を硬くする原因が、立ち方、歩き方、片脚立ちでのバランスの取り方にある場合がほとんどですので、これらの動作の癖を解消させていかなくてはなりません。



股関節がゴリッとなるのを、動作からしっかりと変えて再発しない身体に変えていきたい方は是非カラダ Design Lab.へご相談くださいね。




※ちょうどこのような状態・症状の方が立て続けに2名ご来店になられたので、まとめてみました。

お二人ともゴリッとなる症状は解消され、歩き方の質も良くなりましたよ♪



立ち方、歩き方、片脚立ちでのバランスの取り方が良くなると、
同時に脚が長く、スリムに見えるような歩き方に変わっていきますよ♪



P.S
普通に歩いているときには問題ないけれども、走ると股関節がゴリッとなる場合も発生機序の考え方としては同様です。

このような特徴が走るときに出現すると、「腸脛靭帯炎」を引き起こす原因にもなります。

この腸脛靭帯炎の場合は、痛みを引き出す部位が膝の外側の場合もあります(ランナー膝)
膝の外側の骨の出っ張りに腸脛靭帯が引っかかって、こすれて痛みを出していると考えるといいですね。

この場合には、膝の動きについても同時に考えていくことが必要です。




カラダと姿勢・動きをデザインする。
カラダ Design Lab.
カラダデザインラボ
堤 和也

@滋賀県大津市石山