今回は
「全身を使って手を動かす」
ためのエクササイズをご紹介します。
楽に、素早く、力強く動けるようになるために。
「手」の動きを肩から先の「腕」までだけで動きを作ってしまうのではなく、
「肩甲骨」、「肋骨」、「脊柱」、「骨盤」、「股関節」…までもつなげた状態で動けるということは、動きの効率性を追求していく上で非常に重要です。
それはスポーツにおいてはもちろん、日常生活での動きにも非常に役立ちます。
スポーツで言えば、
・投球動作
・ラケットを振る動作(サーブやストロークなどすべて)
・剣道の竹刀を振る動き(全方向)
・走るときの腕振り
などはもちろん、
脚の動きにも良い影響を与えます。
日常生活では、
・手を伸ばす(リーチ動作)
・物を引っ張る / 押す / 持ち上げる
・スコップを扱う
などといった動きで、
その効果を感じやすいかと思います。
わかりやすく、
・側方
・前方
・下方
・上方
の4方向で実施していますが、
自分がどのポジションで手をより有効に使いたいかをイメージして、
適宜方向を変えて実施してみてもいいですね。
また、例えばテニスのサーブをイメージして実施する場合には、
上方→前方へと動きを手の位置を変えながら実施してみる、
など動きの方向を変えながら実施してみてもOKです。
【手と全身との動きの連動性を高めるトレーニング】
手のひら返し
手のひらを返す動きが、腕から体幹、下肢へと全身の関節を介してどのような動きが自然と引き出されてくるのかを感じながら動いてみましょう。
「こう動くともっと手のひらが返るかも」
という気づきを探りながら全身の関節へと動きをつなげていきます。
親指の向きを「前⇔後」「内⇔外」へと大きく変えるように動いてみると動きが引き出しやすくなりますよ。
これからも様々なエクササイズ、トレーニング動画を配信予定です。
時々、チェックしてみてくださいね♪
カラダと姿勢・動きをデザインする。
カラダ Design Lab.
カラダデザインラボ
堤 和也
@滋賀県大津市石山