歩くときの外反母趾の痛みが変わる! 【魔法の!?テーピング】

2017年10月11日 カテゴリー:テーピング,外反母趾・内反小趾

外反母趾に対するテーピング、
ネットで検索してみても様々なものがありますが、


「こんなの自分で毎日貼れるか!?」

と言いたくなるくらいに非常に煩雑なものが多いですよね。



今回は、
歩く時に外反母趾が痛む方へ向けて
より簡単な、より効果的なテーピングをご紹介していきたいと思います。



外反母趾という病態をしっかりと理解しながら、
それを動きとつなげて考えていくことで、

テーピングでどのような動きを制動(制限)、誘導していけば良いのか

が見えてくると、自ずとそのテープの貼り方は決まってきます。

すると本当に必要な部分だけが見えてくるので、結果的にこのように簡素なものになるのです。




(少しテープが短すぎた気がしますが、これでもしっかりと効いています。)



解剖学、運動学、動作分析など理学療法士としての知識を総動員させながらも、
行うことは結果的に「非常にシンプルでわかりやすい」テーピング
実際に貼付した方から「魔法みたい!」と言われるテーピング

をご紹介していきます!


※※※※


但し、ここでご紹介するテーピングは簡単ではあるものの、単にこのテーピングをするだけで痛みが改善する、外反母趾が改善する、動きが改善するというものではありません。
(しかし使い方次第でその可能性は大きく秘めていると考えています。)


「母趾の関節をはじめ、全身の動きをしっかりと作り上げた上で、テープを貼付することで、このテーピングの効果が最大限に引き出される」


という認識のもと、以下お読みくださいますよう宜しくお願いします。

「筋肉の働きだけでは補いきれない部分を、テープがサポートする」というようなイメージです。
(そのための動きづくりの方法も後ほど簡単にご紹介します。)





母趾はいつ外反するのか?



ハイヒールでなおかつ、つま先が閉じるような靴を履いていると、靴の形状に合わせて足の指へ圧が加わることで母趾が内を向くような負担が加わります。

しかし、ハイヒールを履いている方だけに外反母趾が出現するわけではないですよね。

普通の運動靴を履いていても、外反母趾を呈する方はおられます。

ということは、靴以外にも外反母趾を生じさせる原因があるということです。



靴以外にどのような原因が考えられるのか?



外反母趾になられた方の
歩き方や、
歩いているときの母趾の動き
痛みが出現するタイミング
を確認していくとそのヒントが得られます。



歩く時に痛みを訴えやすいのが、
踵が地面から離れた後、つま先が地面から離れるまでの間
です。





ちょうど写真のこの場面です。



体重が足裏、指のどの部分に加わってしまうのか?


特に、母趾も母趾球も内側に体重が加わり、皮膚が硬く、分厚くなっている場合があります。

写真赤丸の足裏の部分です。





先ほどの歩行中の写真を見てみても、
母趾が地面から離れるタイミングにこの部分で踏ん張りやすいのも見て取れますね。



これらを踏まえて

どのような母趾を作り上げていきたいのかを考えていきましょう!




【母趾の関節の動きを作る!】



母趾のねじれ・内転が強まり、関節の動きが乏しくなってしまっている場合
まずはそのねじれ・内転とは逆方向への関節の動きを作り上げていく必要があります。

(関節の動きをテーピングで誘導しても、そもそも誘導したい動きが関節に存在しないと動きませんよね。(単に動きを制動、負担を軽減させる場合は別))


なかなか自分では動きをうまく引き出せないという場合には、一旦とばしていただいても構いません。(結構難しいです。)

実際に母趾の関節の動きをしっかりと引き出していきたい方は、カラダ Design Lab.へ直接ご相談くださいね。



【母趾につく筋肉をしっかりと働かせる!】



次に外反母趾とは逆方向へ指を開くための筋肉を使えるようにします。



このようにグーで強く足裏を締めながら、パーで大きく指を開く練習をしましょう。



【しっかりと踏ん張れる足に変える!】


そして、足裏、足の指で適切に踏ん張れるような状態を作ります。






足指を強く曲げてしまわないように気をつけてくださいね。
指の腹で地面を捉えましょう。



そして、母趾の付け根あたりに体重が載るように注意しながら、
踵上げ運動(calf raise)を行います。




(※実際にパーソナルで指導させていただいているエクササイズは、ここに挙げたものだけではありません。身体の状態、動きの癖などに応じてその内容は多岐に渡りますが、多くの方に共通して必要となるエクササイズとしてはこの辺りかな…という感じです。)




ここでようやくテーピングの出番です。

外反母趾の方へのテーピングの貼り方大公開!



まず伸縮性のあるテーピングを準備します。


カラダ Design Lab.で使用しているのは、近くのスポーツ用品店でも売っているこちら。

【バトルウィン セラポアテープ撥水(キネシオロジーテープ)】



足の大きさに合わせて長さを調整します。





幅は、25mmくらいで良いでしょう。
(写真・動画では50mm幅のテープを使用しているので半分に切っています。足の大きさに合わせて調整してください。)



(剥がれにくくするために角を取っています。)


貼り付ける前のイメージとしてはこのような感じです。




【実際のテーピングの貼り方】






【1】まず片方の端を母趾と第2指の間から、母趾の付け根の関節の少し上の背側に貼り付けます。

足の指を広げた状態をキープして、
【2】そこから足指の裏へと周りぐるっと引っ張りながら
【3】外反母趾で最も内側へ飛び出している関節の真上【×】を通るようにテープを貼ります。

この【2】【3】では、ある程度テンション(張力)をかけるように引っ張りながら貼っていくのがポイントです。


そして、【4】その流れのまま行き着く方向へと、テープの端を貼り付けて終了です。





動画はこちらからどうぞ♪





これだけで
歩いているときの母趾の安定感を感じながらも、
外反母趾を強める方向への負担を軽減させつつ、
母趾球へ荷重すると同時に母趾が外方向へ引かれながら、回内方向へのねじれを取り戻す
本来の指の動きに近い状態へと導いていきます。

指への体重の載る部分も、母趾の内側から外側へ自然と変えていきます。








是非一度試してみてくださいね♪




※変形が強い方は、うまくテーピングが機能しない場合があります。

※テーピングを行うと痛みが強くなる場合、歩きにくくなる場合や、エクササイズで強い痛みが出現してしまう場合などは、必ず中止してください。

カラダと姿勢・動きをデザインする。
滋賀県大津市石山のリハビリ整体院
カラダ Design Lab.
カラダデザインラボ
堤 和也



このテーピングを見様見真似で実施するのが難しい場合は、
直接ご指導いたしますので是非ご来店下さいね。

ここでは紹介しきれないテーピングの扱い方の細かいコツもお伝えします。


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