こんにちは。
カラダ Design Lab.代表の堤和也です。
今回はジャンプ動作の中でも、跳躍時、着地時のバランス・安定性の獲得方法についてお伝えしていきたいと思います。
ここ最近、ジャンプに関する記事が続いていたので下記にご紹介しておきますね。
【過去記事はこちら】
・【オスグッド・シュラッター病】膝への負担を減らし、痛みを改善させるためのジャンプ動作を獲得する方法
・【足関節周辺の骨折後、うまく跳べない?】失われた足首のバネを取り戻すための方法と考え方。
・身長180cm未満でも【ダンクシュート】できるようになりたいあなたへ。
ジャンプの「跳躍」と「着地」で
・膝がグラグラする
・膝が開いてしまう
・バランスが悪い
・姿勢が崩れやすい
などお悩みの方は是非この先も読み進めてみてください。
土踏まずがつぶれている(扁平足)
など足の構造上仕方ないなんて言われて諦めてしまっていた方も是非!
では早速、
トレーニング前後でのジャンプ動作の変化を動画で見てみましょう!
(ジャンプ動作時の問題を明確にするために、片脚でジャンプしてもらっています。)
跳躍のたびに膝が開いてしまう…
両足でジャンプした際に、膝が開いてしまう。
意識できていると何とか修正できるけれども、意識していないとできない…
そのようなお悩みをお持ちでした。
新体操ではこの膝の開きが減点の対象となってしまうため、克服していくべき課題の対象になります。
「膝を開かずに跳べるようになりたい。」
跳躍時に膝が開いてしまうのは、跳躍という運動の構造的にも、動きの効率的にもよくはありません。
でも指導者には「足の構造上しかたないのかな…」と言われてしまっていた方です。
もともと内股が強く、土踏まずも低い扁平足気味の足なのですが、
カラダ Design Lab.ではこれだけが原因だとは考えません。
不安定な原因を追究する。
この選手の跳躍を見て感じたのは、
股関節が跳躍のパワーを生み出す中心として機能していないこと。
その代わりに
膝を中心に跳躍の力を生み出し、
つま先での踏ん張りも必要以上に強くなってしまっている。
そして、
骨盤から先の上半身、上肢が跳躍・着地動作にうまく連動していない
ということでした。
膝を中心に跳躍・着地をしようとすると、
膝は前方へ飛び出しやすくなり、
同時に重心は前方へ移動、つま先への荷重も強まります。
すると膝への負担が増えるだけでなく、
臀筋がうまく機能しなくなるがために、膝が安定しないのです。
何を実施したのか?
股関節機能を高めるトレーニングを中心に、
跳躍・着地と同時に上半身を連動させながら、
反動動作を全身で生み出すためのトレーニングに1時間強、取り組みました。
その変化が先ほどの動画での変化です。
【再掲】
最初のような[before]のジャンプでは、なかなかジャンプ力の向上は望めませんが、
[after]ようなジャンプができるようになると自然とジャンプ力も高まっていきます♪是非、ジャンプ動作でお悩みの方はご相談くださいね。
原因を究明しつつ、足りない要素を補うためのトレーニングをご提案します!
カラダと姿勢・動きをデザインする。
カラダ Design Lab.
カラダデザインラボ
堤 和也
@滋賀県大津市石山