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カラダニイイブログ

「姿勢の改善」で、脊柱管狭窄症による症状が軽くなる!

2017年5月20日7:04 AM:脊柱管狭窄症,腰痛

脊柱管狭窄症の症状により、
毎日夕方になると30分程度横になって休まないと痛くてそれ以降動けない…
というような生活を続けられていた方が、

カラダ Design Lab.にお通いくださる中で徐々に、

30分休んでいたのが、
10分に減り…
休む機会そのものが減り…

いつの間にか今まで休んでいたことすら忘れてしまっている!
(休まなくても毎日動き続けられる!)


今回はそのような症状改善の経過をされた方についてご紹介していきます。




CONTENTS






脊柱管狭窄症を発症し、10年ほど前に手術をされた方が、
現在再発の可能性を指摘され、

「何とか再手術を回避したい!」


とカラダ Design Lab.にお越しになられました。




脊柱管狭窄症とはどのような病態?



脊柱管狭窄症とは、その言葉の通り
「脊柱管」という脊髄が通る管が、
「狭窄」つまり狭くなることによって、
脊髄や脊髄から枝分かれする神経が圧迫され、
痛みや痺れ、感覚が鈍くなる、筋肉に力が入らない、長時間歩くと痺れなどが強まるがしばらく休むと元に戻る(間欠性跛行)などの神経症状を引き起こす状態をいいます。



なぜ脊柱管が狭まるの?



脊柱管狭窄症を引き起こす方の多くは、それ以前に下記のような腰の疾患を患っていることが多々あります。
簡単に説明していきますね。

(病名をクリックしていただくと、もう少し詳しい説明を見ることができます)


椎間板ヘルニア:背骨の骨と骨を結ぶクッションである椎間板が破れ、その中にあるジェル状のもの(髄核)が飛び出し神経を圧迫するもの。

腰椎分離症:背骨の骨が椎弓という部分で骨折したままの状態。腰椎すべり症を合併して引き起こしやすくなる。

椎間関節症:背骨は前方では椎間板を介して繋がっていますが、後方では骨同士が関節を介して繋がっています。その関節周辺に過剰な負担がかかり、痛みを引き起こす状態です。

腰椎すべり症:背骨の骨が前後にずれること。

変形性脊椎症:背骨に負担がかかりすぎることによって、骨が変形した状態。骨棘といって、関節などから骨がトゲ(棘)のように飛び出してくる。ひどくなるとこれが神経などを圧迫することがある。

靭帯の肥厚:背骨周辺に存在する靭帯が分厚くなること。前縦靭帯、後縦靭帯、黄色靭帯などがある。

これらが複合的に生じることによって、多方面から脊柱管が押しつぶされ、その中にある神経が圧迫されるようになり、脊柱管狭窄症と診断されるような状態になるのです。



※※
こちらの記事も参考にしてみてください。
腰に加わる力学的負荷とその問題についてまとめています。

【治るんじゃない?その腰痛。手術するまで放っておくの?】
:①〜手術が必要となる前に、健やかな腰をあなたにも。〜
:②腰に生じる疾患と力学的負荷の理解Ⅰ
:③腰に生じる疾患と力学的負荷の理解Ⅱ 
:④「姿勢」と「腰に加わる力学的負荷」
:⑤腰痛を改善させるために必要なこと。〜筋トレで良くなるという幻想〜
:⑥「手術の限界性」と、手術を生かすも殺すも
全ては「姿勢」と「身体の使い方」次第。

※※




脊柱管狭窄症の方に多い、過度の前弯(腰の反り)。
なぜ前弯が強いと脊柱管狭窄症になりやすいのか?



腰の反りが強まると、脊髄が通る脊柱管は狭まる上に、
その脊髄から枝分かれした神経(神経根)の通過する孔も狭まります。



強く腰を反るというだけでも椎間関節を圧迫する上に、

腰の反りが強まると反りの最も強い部分を境に、
その骨よりも下の部分に対して、上の部分が前方へずれるような力が働き、

このずれるような力(剪断力)は、
椎間関節をさらに圧迫し負荷を増大させます。


そして、関節に過剰に負担をかけすぎると『変形(骨棘の形成)』をきたし、
骨で支えきれなくなってくると、実際に上の骨が『前方へずれる(すべる)』のです。

この『変形』『すべり』どちらも脊柱管を狭め、外から脊髄を圧迫します。




腰の反りの程度は姿勢の取り方で変わる!



腰の反り(彎曲)の程度は、全身の重みを各部分でどのようにコントロールしているか、その結果が如実にあわられます。

腰の反りが強い方は、「背中に強く力を入れる」ように姿勢を良くしようとがんばりすぎている場合がほとんどです。

良い姿勢を


「背筋を伸ばす」
「胸を張る」


といったイメージで理解されている方は要注意です。



今回ご紹介する方もまさにそのような姿勢の方でした。






※※
こちらの記事も参考にしてみてください。
なぜ、『背筋を伸ばす』『胸を張る』ことが良くないのか?をお伝えしています。

 → 美しいカラダの作り方~カラダ美人は背中で語る~②:「姿勢の作り方」編

※※



姿勢はこのように変わる!



背骨を反った状態で硬くなり、丸める方向への動きが非常に乏しかったためその部分の柔軟性を事前に引き出した上で、


姿勢を変えていくために重要視したポイントは以下の3つ。

・足裏での重心位置(足裏のどの部分にもっとも体重が乗っているのか?)
・骨盤の位置のコントロール(いかにして、骨盤を適切な場所に持ってくるか?)
・背中の力を抜く(みぞおちを介した背筋のコントロール方法)


すると、お腹周りを前方へ突き出し、足から頭にかけて弓なりになっていた姿勢が、
足部の上にしっかりと骨盤が載り、胸が載り、頭が載るようになることで自然と姿勢がまっすぐになります






さらにこのような位置関係が適切に作れるようになってくると、
下腹部に自然と力が入るようになってきます。

するとポッコリしやすいお腹も凹むのです。


くれぐれもポッコリお腹を引き締めるために、お腹を無理に凹まそうと力を入れないように気をつけましょう。

姿勢や動作のなかで、意識せずとも勝手に力が入っている状態であることが大切です。




姿勢の改善とともに、坐骨神経痛などの症状も改善!




カラダ Design Lab.だけでの取り組みではなく、ご自宅でもこクササイズに取り組んでいただくことで、徐々にこのような姿勢が無意識下でも取れるようになってきます。

すると、それほど意識しなくても姿勢が良くなるだけでなく、
脊柱管狭窄症の再発かと思われた症状もだんだん改善されてきました。




脊柱管狭窄症の改善には『姿勢の改善』が必須!



脊柱管狭窄症が、

・加齢とともに進行しやすい退行性変化による影響が大きいこと、
・年齢を重ねても脊柱管狭窄症を発症される方とされない方がおられること、
を勘案すると、

日常的な姿勢、動きの悪い癖が背骨に負担をかけ、
それが年々蓄積されることで、骨や関節、関節周辺組織に
不可逆的な変化ももたらしてしまう。


そしていつの間にか神経を圧迫する状態に至る…


このように日々の悪い癖の積み重ねが、非常に大きく影響しているのです。




最終的には動きにもつなげていかなくてはならない!



ここまでは、姿勢に関することを中心にお伝えしてきましたが、

どれだけ止まったときの姿勢が良くても、
ほんの少し身体を前に倒したらもう姿勢が崩れてしまう…、
一歩歩けばもう元通り…
では意味がありませんよね。

良い姿勢が作れるようになれば、次はその状態を動きの中でもキープできるようになる必要があります。

動きづくりは姿勢づくり以上に難しい部分がありますが、
この部分をクリアできると再発のリスクは相当減らせると考えております。



今回紹介させていただいている方も、今では歩くなど様々な動作において、腰に負担をかけない適切な動きの獲得へ向けてトレーニング中です♪



カラダ Design Lab.では姿勢だけでなく動きまでしっかりと変えていきます!



一人でも多くの方が、
その場限りの対処療法的なアプローチではなく、
自分自身の姿勢や身体づかい、動きの中にある原因に気づき、
その部分まで変えていくためのアプローチで出会えますように。






滋賀県大津市石山のリハビリ整体院
カラダ Design Lab.
カラダデザインラボ
堤 和也




脊柱管狭窄症による様々な症状にお悩みの方は是非ご相談くださいね。


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