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医者も知らないホルモン・バランス

ホルモンの働きが如何に精密かつ精巧で、そのホルモンの働きを現代社会が如何に阻害し狂わせてしまっているのか、それを改善させる(というか本来あるべき自然な状態に戻す)ために考えるべきこと・行うべきことが山ほどあります。

今回は本の簡単な紹介です。
ージョン・R・リー著:医者も知らないホルモン・バランスー

女性は閉経とともに「更年期障害」を抱えやすくなりますが、その更年期障害に代表される様々な症状も西欧先進国に独特の症状であり、文明化されていない文化圏にはほとんど見られない症状です。

「閉経とともに女性ホルモンの分泌が減る」と言われますが、女性ホルモンの減少というカラダの変化だけによって更年期障害が起こるわけではありません。
エストロゲンとプロゲステロンとのバランスが悪くなること、つまりプロゲステロンの分泌が不足し、ホルモンバランスがエストロゲン優勢になることに問題の根幹があります。

ではなぜ更年期を期にプロゲステロンが不足し、エストロゲンが過剰な状態となってしまい様々な症状を引き起こすのか?

その原因として食生活の間違い、不健康なライフスタイル、環境汚染、文化的な習慣、人工合成ホルモンの誤った使い方などの結果だと記されています。(各々についても詳細に書かれています。)

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以前、私自身が行っている講座で「転んでも骨折しない骨づくり」の話について、簡単に記事を書きましたが、本書を読むことでまだまだ自分自身の理解の至らなさを痛感します。

骨粗鬆症について言えば、

・骨粗鬆症はカルシウム不足であるという誤解

・骨粗鬆症はエストロゲン不足であるという誤解

・骨粗鬆症は閉経による病気であるという誤解

があります。

栄養に関してはある程度理解してはいたつもりですが、ホルモンについてはまだまだ無知でした。しかし、ホルモンバランスを狂わせるのに不適切な食事が絡んでいることは紛れもない事実です。

今後、食や栄養などに関する情報も色々と提供できるようさらに学びを深めていきたいと思います。

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堤 和也