【日本人は100メートル9秒台で走れるか】
もう3年ほど前に読んだ深代千之氏の著書。
走るのに必要な身体機能をバイオメカニクスの視点から考察されており、SSC(Stretch Shortening Cycle)における筋腱複合体の動態を詳しく知ることの出来る良書。
私の所属するトレーナー団体である【JARTA】では、回旋系伸張反射であるRSSCの重要性が提唱されていますが、そもそもSSCがどのようなものであるのかを《走る》という動きを通して理解するためにはすごく役立ちます。
SSCについて研究してみたいと思ったときに深代千之氏の論文もその他著書も多数読みましたが、専門的な理解を深めるにはこの本が一番おすすめかな。
もちろんこの本に書いてあることがすべてではなく、速く走るために必要な要素は多岐に渡ります。
カラダと姿勢・動きをデザインする。
カラダ Design Lab.
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堤 和也
@滋賀県大津市石山