野球のピッチング、テニスやバトミントンのなどラケットスポーツ、空手の突き、剣道などスポーツ競技の中で直接手を使う際、肩から先の腕の余計な力みは「動きが読まれる」「手先の微調整が利かない」「コントロールが乱れる」「力が上手く伝わらない」などダイレクトに競技パフォーマンスに影響します。
また直接手を使って競技する機会の少ないサッカーや陸上競技などでも間接的に脚の動きを妨げる要因にもなりうる上半身の力み。
今回の記事では上半身でも特に肩甲骨から先の腕の力みを取り除く方法と腕の力を抜いたまま腕を動かす感覚を養う方法をご紹介します。
〈 目次 〉
1 「余計な力み」はスポーツの敵
1.1 力みは運動を苦手にする。
2 腕は重い
3 体幹から腕を操る
4 アームフォール
5 アームスクリュー〈片手[多方向]・両手〉
6 合わせて実施したいトレーニング