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身体『感覚力』を高める方法

トレーニングという言葉を聞いたときに真っ先に思い浮かぶのは「筋力」トレーニングですよね。通称「筋トレ」は筋肉に負荷を掛けて発揮できる筋力を強くし、筋肉を大きく肥大化することを主な目的としたトレーニングですが、『感覚力』を鍛えるとは「どこの?」「何を?」「どうする?」ことを目的としたトレーニングなのでしょうか?

今回はそんな身体感覚力を高めるトレーニングの考え方をお伝えします。

〈目次〉
1 身体操作トレーニングで鍛えるのは主に「脳」
2 知覚→運動までの脳内のメカニズム
2.1 ①感覚の受容
2.2 ②感覚情報の伝達
2.3 ③情報の処理
2.4 ④運動の計画
2.5 ⑤運動の実行
3 脳内のキャパシティを増やす。
4 感覚として知覚されるのは『変化量』
4.1 触れ続けていると知覚されなくなる触覚。
5 脳はまっすぐをまっすぐと感じていない
6 運動感覚に最も重要な『筋紡錘』
6.1 筋肉がコリ固まると変化量が減る
6.2 筋肉が緩むと変化量が増える
7 感覚力を高めるとは、身体の解像度を高めること。
8 感覚と動作を一致させる。