剣道での遠い間合いからの面打ち、静止状態から素早くダッシュしようとしたとき、ジャンプ、アイススケートでのスケーティング等、地面を上手く踏み込むことができず後ろ脚を跳ね上げてしまっていませんか?
踏み込みで後ろ脚を跳ね上げてしまう、俗に言う「跳ね足」となると前方への推進力が失われ、思ったところまで素早く力強く前進することができなくなり、転びそうになるような動きとなってしまいがちです。さらに寄せ足が上手くできないことで、次の動作にスムーズに繋げられなくなってしまいます。
今回の記事では、この後ろ脚が「跳ね足」となる癖を修正し、地面を捉えた力強い後ろ脚が作れるようになるために必要な考え方をご紹介します。
〈 目次 〉
1 地面に適切に力が伝えられていない
2 地面を捉えよ
2.1 前足部を扱いこなそう
2.2 重心を瞬間的に下げる意識を持つ
2.3 地面からの反力のベクトルを進行方向に向ける
3 自分にとって最も踏み込みやすい足の位置を見つけよう。