先日、実施しました
『 美しいカラダのつくり方。
ー②風が立つほど爽やかな歩き方と身のこなしー
~「よっこいしょ」は動きのエイジング!?~ 』
でお伝えさせていただいた内容について、 複数回に分けて少しずつまとめていきたいと思います。
今回は体型とのつながりの深さも感じていただくために、女性が特に悩みやすいダイエットについてのお話もしっかりとさせていただきました。
今回は、
CONTENTS
についてまとめてみます。
「姿勢」と「身のこなし」と「体型」のつながり
「姿勢」と「身のこなし(身体の使い方)」が『体型』に大きく影響しているのですが、皆さんは想像がつきますでしょうか?
ダイエット(痩身)という意味合いで体型を捉えると、もちろん食事内容を変えていくことも大変重要ですが、食事のお話はまた別の機会にして、
今回は、
「姿勢」
「身のこなし(身体の使い方)」
「体型」
のつながりを考えていきたいと思います。
このシリーズの記事を読み進めたら、最後には少し理解できるかな…?と思います♪
ダイエットをしようと考えると、多くの女性が気にするのは「体重」ですよね。
しかし、外見から体重がわかるわけではなく、外見から判断できるのは体型だけです。
どれだけほっそりとしていようが、姿勢が悪ければ美しさは醸し出されませんし、 逆にふくよかな体型をしていても、美しい女性はたくさんおられます。
まずはダイエットを考えた時に「体重」を気にするのではなく、「身体のシルエット」を気にしましょう。
そのためにも「体重計に載る癖」を「鏡を見る癖」に変えていきたいですね。
ダイエットで「陥りやすい考え方」
ダイエット(痩身)を目指した時に陥りやすい考え方として主に以下のようなものが挙げられます。
①○○までに痩せよう!
②食事制限(特にカロリー制限)で痩せよう!
③運動して痩せよう!
それぞれに問題点が潜んでいることにお気づきでしょうか?
その一つ一つを簡単に解説していきます。
①○○までに痩せよう!
ダイエットをして体型を良くしようと考えた時に期間を限定してしまうと、それまでは頑張るけど、それ以降続かない…なんてことになってしまいかねません。
「露出の増える夏までに…」のようなものです。
これはテスト直前に一時的に猛勉強するようなものと同じです。
期間を設定しての目標はあくまでも通過点として捉え直す必要があります。
カラダをいい方向に変えていく取り組みは、継続させていかないと本質的に意味がありませんね。
そもそも「自分自身の身体に何かしらの問題がある」と感じたからこそ、「身体を変えよう」と考えたはず。
せっかくの決心を「一時的」なもので終わらせてしまうのではなく、自分自身の身体へ無意識レベルまでしっかりと落とし込めるまで「継続」させましょう。
②食事制限(特にカロリー制限)で痩せよう!
単にカロリーを抑えて、痩せようとしてしまうと栄養不足に陥ってしまいます。
特にカロリーを低くした食事は、食事の全体量が減りやすく、炭水化物の摂取割合が増え、肉や脂肪分の少ない食事内容になってしまいかねません。
さらに空腹感も感じやすくなるので、それを無理やり我慢すれば精神的な苦痛も大きくなり、その後に反動として現れてしまいます。
そもそも摂取したものが体内で脂肪に変化してしまいやすい食事は「糖質」に他なりません。
「カロリーが高い食事」=「太りやすい食事」ではありません!
脂肪を減らしたいのであれば、糖質を控えつつも、その他の栄養はしっかりと摂りましょう。
③運動して痩せよう!
元々運動習慣がない場合、その時間を確保し継続させるのは非常に困難です。
さらに運動だけでは「やった感」に相応するほどの「痩せた感」が得にくいのが現実です。
ダイエットをきっかけに運動の楽しさを見出すことができればベストですが、そのような方はむしろ少ないような印象です。
運動は重要な要素の一つですが、その運動の位置付けを理解することの方が大切です。
【参考にしたい記事】↓
筋肉を適切に働かせるにはどうすればいいの?
(ここでは主に姿勢について記載していますが、エクササイズを行なっていく上でも大切な考え方です。)
ダイエットに「必要な考え方」
そもそも身体を良い方向に変えようと決心をして、ダイエットという取り組み始めるわけですよね。
でも
ある一定期間だけ取り組んで…
それが過ぎてしまえばやらなくなって…
気がつけば元通り…
では意味がありません。
何か一大イベントがあって、それへ向けて取り組むのであれば別ですが、
本質的に重要なことは、
継続(自動化・習慣化)できることです。
継続した取り組みへと変えていくためのポイントとしては、
・生活の中に自然と無理なく取り入れられること。
・身体を良い方向に変え、それを実感できること。
・無理して頑張る必要がないこと。
など
が挙げられます。
これらのポイントを踏まえた上で取り組むためにも、
①まずは「学んで、知る」ということ。
②得た知識をベースに「普段から身体の状態を意識する」ということ。
③この「意識する時間・頻度を高めていく」ということ。
④最終的に、「何も考えなくても身体が当たり前のように反応する、そうしないことに違和感を感じる」ような状態まで持ち込むこと(無意識化)。
つまり、
知らなかった状態から、知って意識するようになり、それが当たり前になる。
すると自然と習慣化されます。
そのレベルまで到達できれば、もう後戻りすることはありません。
ダイエットに限らず、何事においても同じです。
無意識レベルでの思考回路を変えていくのです。
そのためには、
「カラダが感じる良い感覚」と「知識による後押し」
が非常に大切です。
だからまずは知識や考え方を学んでいただきたいのです。
このようにわざわざブログにまとめるのもそのためです♪
次回、
美しいカラダのつくり方。
〜風が立つほど爽やかな歩き方と身のこなし〜:②「セルライトを解消させるための考え方」編では、
・なぜセルライトができるのか?
・土台となるカラダづくりの必要性
についてまとめていきたいと思います。
お楽しみに☆
滋賀県大津市石山のリハビリ整体院
カラダ Design Lab.
カラダデザインラボ
堤 和也