先日は、「五十肩」をテーマに講義とエクササイズを行いました。
・どのような状態になると肩に負担をかけやすく傷めてしまいやすいのか?
・どうすればそのような状態に陥ることを防げるのか?
・痛みが出現したり出現しそうになったときに行うべきこと
等を肩の解剖学的な話から、肩や肩甲骨の動き、肩コリ、姿勢まで含めてお伝えしました。
講座に参加されている方にお尋ねすると、「五十肩をすでに経験している」「現在、五十肩と言われている」もしくは「自分は五十肩かもしれないと感じている」という方ばかりでした。(参加者は団塊の世代の方が中心です)
それほどに年齢を重ねていくと肩の痛みに悩まされる方が多いのです。
40〜50代に近づくと肩の痛みが出るのは仕方ない…と諦めて考えてしまいがちですが、カラダに何も問題がなければ50代になっても五十肩になることはないでしょう。
そうなるに至った原因があるからこそ、そのような症状が出現してくるのです。
五十肩になると、ひどい方ではその痛みにより日常生活における様々な動作がかなり障害されます。
できるだけ良い姿勢を保ち、肩甲骨周りはゆるゆるに緩めておくこと、肩コリが生じた場合にはすぐに対応して解消しておくこと(自分で)、肩の動きが悪くなったり、その兆候を感じればしっかりと効果的なストレッチやエクササイズを行うことなどが非常に重要です。
カラダの使い方が悪ければそれも変えていく必要があります。
肩は様々な動きができる上、大きな可動範囲を有しています。それだけに非常に繊細な関節であり、ちょっとしたカラダの使い方や筋肉のハリ、バランスの悪さが肩の痛みにつながってしまいます。
健康な状態の今から肩の痛みを予防するために是非、肩について一緒に学び、カラダを動かしていきましょう。
日頃のちょっとした心掛けがその後を大きく変えます。
リハビリ整体院
カラダ Design Lab.
カラダデザインラボ
堤 和也