カラダと姿勢・動きのトータルケアスタジオ カラダ Design Lab.®︎

カラダ Design Lab.の由来:「リハビリ」と「Design」

先日、なぜ「カラダ Design Lab.」という名前なのかと尋ねられたことがあったのでここで簡単にご紹介しておきたいと思います。

カラダ Design Lab. ロゴ

私自身、「Design」という言葉が好きで、モノ作りなどの職人さんやデザイナーといった職業に対する憧れを強く持っていました。リハビリテーションの現場で働き続けていましたが、この仕事ができなくなったらそのようなことをしてみたいと考えたこともありました。

リハビリを提供していく中で、ヒトの身体について詳細に学び、多くの論文や書籍に接する中で「カラダ」というものに対するミクロな視点からマクロな視点、そしてそれらをつなぎ合わせ一つのカタチに築き上げていく術を身につけてきました。

すると、個々の患者さんのカラダの状態に合うように「動き」を作り上げていく過程で自分の頭の中にパズルのピースを合わせていくような感覚を持ち始めるようになります。

その頃がリハビリの中にDesignの要素を感じ始めた頃だと思います。

「リハビリ」「Design」というとなかなかピンとこない方が多いかもしれません。

ヒトのカラダの動きを作り上げていく過程で、まず自らの手を介して関節の動きを作り上げていきます。そして自分の頭の中に各々の患者様に応じた理想的な「身体」と「動き」を組み立て、それを患者さんの身体に表現していく。その表現の方法も様々です。

リハビリの世界には様々な知識や理論、技術がありますが、一人ひとり特徴の異なるカラダに対して、真に効果的なアプローチ方法というものは画一的なものではあり得ません。症状が出現する原因が無数に考えられる中で、数多くのアプローチ方法の中から適切なものを考え、どのように優先順位をつけてアプローチしていくのか、その組み立て方が非常に重要になるのです。


まさしくこれは「Design」だと思ったわけです。

自らの頭(思考)の中に理想的なカラダ像を築き上げ、それを各々の患者さんのカラダの状態に合わせて表現していくのが私たちの仕事であると考えています。


カラダを新しくDesignし直していく…そのお手伝いをさせて頂く傍ら、「カラダ」というものの研究を進め、さらに理解を深めていきたいとの思いからカラダ Design Lab.と名付けました。
(Lab.はlaboratoryの略で「研究所」という意味です。)

リハビリ整体院
カラダ Design Lab.
カラダデザインラボ
堤 和也