カラダと姿勢・動きのトータルケアスタジオ カラダ Design Lab.®︎

継続しか力にならない。

何事においても継続することの重要性が言われますが、カラダ Design Lab.での治療的、パフォーマンスアップ的取り組みが、なぜ継続することを前提としているのか。

その理由を、『仮説検証型思考』と『コツを身につけることの難しさ』という観点から改めて考えてみましょう。

仮説検証型思考

カラダ Design Lab.の取り組みはすべて、
詳細な解剖学・運動学的知識をベースに物理学的視点で姿勢や動きを観察し、数学的思考(要するに方程式)によって導き出された解を、個別のアプローチ(施術及び運動指導)として提供。
その結果から導き出されるものをクライアントにフィードバックしています。

ですので、アプローチの方法もお伝えする内容も千差万別です。


さて、その解に至るための情報ですが、一度で必要なもの全てを得られる訳ではありません。

回を重ねるごとに、より詳細に見えてくるもの。
あるアプローチの結果、見えてくるもの。
時間経過とともに明らかになるもの。
クライアントが自主的に取り組んだもの、取り組んでいないものの結果として、身体や動きに現れてくるもの。

これらは、継続的にお越しいただく中でしか得られない情報です。

このような様々な客観的事実から仮説を立て、演繹的に予測し、検証する、という作業をお越しいただくたびに繰り返すことによって、より有効なアプローチ方法、考え方を見出していきます。

継続して検証を繰り返さないと見えてこないものがたくさんあるのです。

また、その場で問題点とその解決に結びつく方法が明らかになったとしても、それだけで全ての問題点を解決できることはまずありません。

動きのコツは、一朝一夕で身につくのか?

同時に身体の使い方、動きのコツというものをお伝えしていますが、それは一言で表現できるものばかりではなく、たとえ言葉でこれ以上ないくらいに適切に表現できたとしても、それを適切に遂行する能力が身体の中になければその動きやコツも実行できるものにはなりません。

だからこそ、関わり初めは本当に基本的なことしか伝えない場合がほとんどです。
「こんな単純なこと?」と思われることも多いかもしれませんが、その単純なことすら出来ていないからこそ、今のその状況があるのです。

どれだけ有用なものでも、聞いて満足するだけ、その場の変化だけで、クライアントの身体や動きが永続的に変わらなければ何の意味もありません。だからこそ、その基礎の部分がどれだけ重要なのかを初めのうちは懇々と話すのです。

 未だにこの動きを指導したことがありません…

継続を確かな力に変える。

基礎、土台からしっかりと築き上げたものは、短期間での変化は小さくとも、長期的な視点を持って見れば、大きな変化となっているはずです。塵も積もれば…です。

塵に見えそうなものも、我々にとっては城を支える石垣の要石です。
だからこそ外すことができないのです。

今の自分に必要な能力を適切に分析し、根気よく積み重ね、身につけていく努力を惜しまないようにしましょう。

諦めればそこで成長は止まります。
簡単に手に入るものこそ、すぐに手から離れていきます。

逆に、時間をかけてしっかりと身につけたものは一生モノです。

継続を確かな力に変えていきましょう。

カラダと姿勢・動きのトータルケアスタジオ
カラダ Design Lab.
カラダデザインラボ
堤 和也
@滋賀県大津市瀬田駅前