筆を持って、字を追いかける。
うまく書いてやろうとすると、しょうもない字になる。
ココロとカラダ。
力むと不自然な字になる。
全身の力を抜く。
股関節まで抜けて、背中が丸くなると字がブレる。
股関節をしっかりと捉えて、軸を通すと字が整う。
思い通りに筆が運ぶ。
「手」で字を書くのではなく、
「身体」で字を描く。
毛筆はそれを強く感じられる。
一つの文字に長く深く向き合うと、
その文字がどのように筆を運んで欲しいのかが何となく聴こえてくるような氣がする。
その声に氣がつくと字が変わる。
書けば描くほどに、「氣づき」に出会える。
たまに、お手本の力も借りる。
好きなところだけを盗む。取り入れる。
少し自分の字が洗練される。
文字が発する「声」と出会い、
描くことで「対話」することは思った以上に楽しい♪
もっと描きたくなるけど、今日はここまで。
滋賀県大津市石山のリハビリ整体院
カラダ Design Lab.
カラダデザインラボ
堤 和也