2/1(土)開催、
カラダと動きづくり教室
:「メンコ」「紙ヒコーキ」「新聞」遊び編
楽しく遊びながら無事終了いたしました!
投げるという動作がどのような要素から成り立っていて、
そのような要素はどのような遊びで身に付けることができるのかを一緒に考えながら、
子ども達みんなで遊び倒しました!
自分自身の身体が起こした運動が対象物にどのように変化を与えるのかを五感で感じられるように遊びを構成することは、子どもたちが楽しく遊ぶ上で非常に重要な要素の一つ。
今回は、パンチやキックなどで新聞紙をビリビリに破り…
終了時には破れた新聞の山が!
山のようにあった新聞紙は、丸めて15個のボールに変身。
これはまた次回以降も使っていきます!
そしてメンコ遊びと紙ヒコーキ遊びを。
メンコであれば、
・うまく投げられた時にどんな音がするのか
・どのように投げれば思ったところに、メンコが当たるのか
・投げる時の勢いはどのようにつけたらいいのか
紙ヒコーキであれば。
・どのように投げればまっすぐ・遠くに飛ぶのか
・思った方向にうまく飛ばない時に投げ方をどのように修正すれば、思い通りに飛ぶようになるのか
など試行錯誤をする余地がたくさん含まれており、
その試行錯誤自体が、運動の修正能力だけでなく仮説検証能力を身に付けることにもつながります。
適切な方法を誰かに教わるだけではなく、自分自身で考える力も身につくのです。
(「こうするといいよ」といった適切な方向性を大まかに示してあげるためのアドバイスは必要なことがあります。)
子どもと遊びながら、
運動機能を高めてあげたい!
動けるカラダの基礎を作ってあげたい!
と思っても、いざやろうとすると、
どのような遊びをどのように行なっていけば良いのかわからないのが現実。
昔は「それで遊ぶしかなかった」中で自然と皆が同じような遊びを通して身に付けていたものも、
今は子どもの遊びそのものも多様化し、外で駆け回り大きくカラダを動かすことばかりが遊びではなくなってきました。
そんな中からどのような遊びを通して、どのような能力の発達を促していけば良いのかを考えるきっかけになればという想いから生まれた、今回の『遊び』というテーマ。
子どもの遊びを『単なる遊び』と切り捨ててしまうのは非常にもったいない。
遊びには子どもの発育を「運動機能的に」「脳機能的に」「精神的に」「情緒的に」促す様々なきっかけがたくさん含まれています。
今回例に挙げたのは、
遊びの中でも身体の動きに関わる部分だけで、
しかもその中の投げるという動作に関するものだけ。
遊びの中で子どもが自然と行なっていることが、子どもの発育に関わっているという視点を持ちながら様々な遊びを経験させてあげてください。
そして、お父さんお母さんが率先して、遊びの楽しみ方を見出すコツを子どもたちに伝えてあげてほしいと思います。
そのコツをつかむためにも是非、この『カラダと動きづくり教室』をうまく利用してみてくださいね。
今回と同じテーマでもう一度3月にも開催しますので、ご興味のある方はご参加お待ちしております。
カラダと姿勢・動きのトータルケアスタジオ
カラダ Design Lab.
カラダデザインラボ
堤 和也
@滋賀県大津市瀬田駅前