ぽっこりお腹をへこます!
2015年7月13日 カテゴリー:
"姿勢",
女性のためのカラダのケア(産後など) 記事執筆者:堤 和也
前回は、女性に多い姿勢についてお話ししましたが、
女性の悩みで多いものにぽっこりお腹を凹ましたい、ヒップを引き締めたいというものを良くお聞きします。
今回はぽっこりお腹をどのようにして凹ましていけば良いのかについて一緒に考えてみましょう。
なぜお腹がポッコリと出てしまうの?
なぜお腹がぽっこりと出て来やすくなるのでしょうか?
脂肪が少なくて細身の方でもお腹が出てしまう方もいることを考えると、やはり姿勢に辿り着きます。
その
姿勢を保っている時に腹筋が使えていないというのが最も大きな原因です。
腹筋がうまく働いていないと、腹部臓器が腹筋の方へ寄りかかってしまうのです。
すでに出産を経験され、子育てをされている方だとそれが著明に認められることもあります。
特に妊娠中、出産後はうまくお腹が使えていない状態に陥りやすくなるのです。
腹筋といっても大事なのはムキムキに割れる筋肉(腹直筋)ではありません。
より深層にある
腹横筋や腹斜筋がそれにあたります。
どうすれば腹筋が使えるようになるのか?
腹横筋や腹斜筋のトレーニングとして
呼吸を利用したもの(ロングブレスダイエットなど)や
ドローインなど直接的に腹横筋に働きかけるエクササイズなどがありますが、これらは
腹横筋という筋肉の存在を確認し意識するためには非常に効果的です。
しかし、これらができれば普段からその筋肉を正しく使えるかというとなかなか難しく、結局普段は力が抜けてしまっている場合が多いのです。
姿勢を意識して変えていかないと腹筋はうまく使えない!
腹横筋をうまく使おうとすると腹斜筋も同時に働き、腰の反りが小さくなり骨盤が後方へ傾いていきます。
これをうまく使うと良いのです。
前回、背筋を伸ばして胸を張っている[姿勢②]の女性は尾骨を後方へ持ち上げすぎている方が多い、という話をしましたが、この
尾骨を引き下げて恥骨を持ち上げるだけで腰の反りは減り、自然と腹横筋には力が入ります。
すると臍下に力がこもってきます。お腹も凹みやすくなります。
つま先に重心が載りすぎている[姿勢①]の方では、少しお尻を突き出しながら、重心を少し後方へ戻してから行なうと良いでしょう。
もちろん、骨盤周りの環境を整えてあげてから行うのがベストです。
この
臍下の感覚を普段から持ち続けるというのがぽっこりお腹をへこますためにも、姿勢を良くして腰を守るためにも非常に大切です。
腹部臓器も適切な位置に戻りやすくなり、代謝もよくなり、便秘がちなのも改善されやすくなりますよ。
(つづく)
次回は、
お尻を引き締める!(ヒップアップ)
についてお伝えしていきます。
お楽しみに☆
滋賀県大津市石山のリハビリ整体院
カラダ Design Lab.
カラダデザインラボ
堤 和也
【関連する記事】
→
美しいカラダのつくり方。
こちらも是非ご覧になってみてくださいね。
ポッコリお腹を引き締め、美しい姿勢を手に入れたい方は是非ご相談ください。
↓