【新体操・バレエ】甲出しに必要な動きのイメージとは?

2020年6月19日 カテゴリー:新体操・体操・バレエ・フィギュアスケート 記事執筆者:堤 和也

本日は、新体操・バレエにおける足の甲の引き出し方に関するお話です。

ルルベの状態でしっかりと甲を出したり、
足をきれいに伸ばしたりする際に必要な足の甲の柔軟性。


この柔軟性を高める方法については、個々人によって課題となる部分が異なることもあり今回は述べませんが、

甲を出す動きの中で、その動き方に関しては共通する部分がありますので今回その点についてお伝えします。


甲を出す動きを『甲だけ』で出さない



「甲を出す」と聞くと、意識はどうしても足の甲側に向いてしまいがちなので、何とか甲が出るようにとがんばってしまう気持ちは非常によくわかります。

しかし足首の構造から考えると、甲を出そうとするだけではなかなか適切に引き出されてこないことがわかります。


どういうことかと言うと、


足の甲を出すために大きく動くのは足首の関節、つまり足関節です。




この足関節の動きの軸は、(概ね)内と外のくるぶしを結んだラインにあります。

この部分を軸に関節を動かそうとすると、
距腿関節※が動くのですが、この軸は距骨と言う骨の中を通ります。
(※脛骨・腓骨と距骨で作られる関節)

しかしこの距骨に直接付着する筋肉は存在せず、距骨よりも先の骨を介して距腿関節の動きを作り上げることになるのです。


関節の名前で言うと、
距踵関節やショパール関節よりも先の部分を動かす必要があるということ。


この距踵関節を介した動きが十分でない場合が多く見受けられます。

関節の軸より前の部分では動きを引き出そうとしているのに、軸よりも後ろ側では動きが十分に引き出されていないということです。


この足関節の軸よりも後方の動き、距踵関節を介した動きをしっかりと引き出すために必要なのは、

【カカトを引く!】


という動きであり、意識なのです。





この②と③は意識しやすいのですが、
最も大きく動きを作る①の意識が弱いと結果的に甲の出方も弱くなってしまいます。


セラバンドなどで爪先を押し出したりするトレーニングだけでなく、
かかとを引くというトレーニングによって、より甲の出やすい足を目指してみてくださいね♪





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堤 和也

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