足首の捻挫を何度も何度も繰り返して癖になり手術まで勧められた、
国体にも選出されているハンドボール選手。
この動きで引き出していきたいのは、
『股関節』と『前足部(つま先)』との連動性。
方向転換の動きを、足首を中心に使って行なってしまうと、
足首が捻れ、靭帯を傷め、捻挫を起こしてしまうのです。
股関節を動きの中心に据え、その動きが前足部を介して地面に力を加えられるようになると、足首をねじる必要がなくなるため足首の捻挫を引き起こすリスクが格段に減ります。
この動きのトレーニングを実施するまでにも、その他様々なストレッチやトレーニングに取り組んでいく中で、ハンドボールの競技動作時の足首の不安定感は当初に比べかなり解消され、安定感が引き出されてきましたが…
まだまだ課題は山積。
今回の動きも下半身だけではなく、上半身まで動きを繋げていく必要がありますが、それは次の課題ですね。
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捻挫は十分に予防可能なスポーツ傷害です。
『捻挫が癖になるのは、そのような動きの癖があるから』
ということを認識してリハビリに取り組みましょう。
腫れが引いたらOK、痛くなくなったらOKではありません。
こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
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捻挫を繰り返さない!癖にしない!必須の知識と考え方
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堤 和也
@滋賀県大津市瀬田駅前