「猫背」を治すには…①:猫背はなぜ起こるのか?

2015年7月28日 カテゴリー:猫背を治す!,肩こり・首こり

姿勢のテーマは続きますが、少し女性シリーズから離れてみます。

今回のテーマは『猫背』です。

猫背にお悩みの方は、男女問わず多いですよね。
デスクワーカーの方では特に、猫背に加えて肩凝りや首凝りに悩まされやすくなります。

私自身も猫背がなかなか治らなくて、首から下にかけての部分の詰まり感に長く悩まされ、なかなか取り除けずにいました。

その猫背を改善させるための手がかりをシリーズでお伝えしていきたいと思います。


猫背シリーズ第1弾



CONTENTS





『猫背はなぜ起こるのか?』


ヒトの背骨は下図のように首(頚椎)・胸(胸椎)・腰(腰椎)に合計3つの彎曲があります。
(骨盤の部分で仙骨が彎曲していますが、これは一塊となった一つの骨ですので今回の考察からは省きます)

脊柱

この彎曲を利用してうまく背骨にかかる負担を分散させているのですが、それぞれに彎曲が強すぎても弱すぎても背骨やその周囲の組織にかかる負担は大きくなりやすくなります。

しかし、なかなか正常範囲の捉えにくい部分でもあるのです。
(適切な状態を作るためのポイントはあります)



頚椎・胸椎・腰椎それぞれの特徴とは?


背骨をよく見ていくとそれぞれの部位に特徴が見えてきます。

骨だけを見てみると胸椎には肋骨がつながりますが、頚椎と腰椎は背骨だけしかありませんね。

そのため柔軟性が高い分、不安定となりやすく痛めやすい部分となります。


『首』では交通事故などでむち打ちを起こしやすく、『腰』はぎっくり腰やヘルニア、腰椎分離症、脊柱管狭窄症など姿勢が悪いと加齢とともに病気の温床になりやすい部分になります。

そのため、首や腰は筋肉がうまく働いた上で、骨が適度な彎曲を保って配列されている必要があります


それに対して、前述のように『胸椎』には肋骨がついており骨的には非常に安定しているので、そのもの自体を痛めることは多くありません。

しかし、逆に硬くなりやすく、その硬さゆえに近隣の関節(特に首と腰)に負担をかけやすい部分となるのです。

胸椎の彎曲は背中を丸める方向にありますよね。姿勢が悪く、筋肉がうまく使えていないと頭の重みによりどんどん丸まっていく方向へ力が加わっていきます。

デスクワークなどでうつむきがちの姿勢を頻回にとっているとそれを助長します。

うつむく男性
その背中を丸めた姿勢を長時間・長期間続けていると、関節の動きが乏しくなり、その部位の筋肉は働きにくい状態が続いてしまいます。

すると筋肉自体の柔軟性・伸張性も低下し、どんどん硬さを増していくのです。



背骨が固いままでは姿勢は良くならない!


関節の動きが乏しくなっている上、筋肉まで使いにくい状態となってしまうと、ただ「姿勢を良くしよう」と意識するだけでは、猫背はなかなか改善してきません。(私自身がそうでした)

背骨の柔軟性を引き出すための取り組みが必要となる所以です。


背中が丸まってくると、背中が反りにくくなる(天井から後ろが見えにくくなる)だけではなく、左右にひねる動きも行いにくくなります(振り返りにくくなる)

すると、胸椎の代わりにその上下にある部位、すなわち首と腰で大きく動かないといけなくなってしまうのです。


また背中の丸みは頭を前方へ傾けてしまうため、首の関節や筋肉には大きく負担をかけやすくなってしまいます。

さらに、背中が丸くなることで肩が前に出てくると肩凝り・首凝りをも引き起こしやすくなるのです。


首や肩の凝りはその部分だけをどれだけほぐしたとしても楽になるのは一時的で、猫背のような姿勢が元で症状を引き起こしている場合には、姿勢を変えない限り結局また元に戻ってしまやすいのです。(つづく)



次回は、
「猫背」を治すには…②:猫背が引き起こす肩コリ・首コリ
についてまとめていきます。

お楽しみに♪

リハビリ整体院
カラダ Design Lab.
カラダデザインラボ
堤 和也



猫背や首こり・肩凝りにお悩みの方は是非ご相談ください。

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