新体操の技を極める!
 「できない」を「できる」に変える3つの必須プロセス

2017年3月31日 カテゴリー:"スポーツ",新体操・体操・バレエ・フィギュアスケート 記事執筆者:堤 和也

今、体操・新体操をしている男の子、女の子たちが沢山、カラダ Design Lab.にお越しくださっています。


体操や新体操といえば、その技の中に、

全身のあらゆる身体機能を総動員させるような動き


がたくさんありますよね。


柔軟性
筋力
バランス
姿勢
しなやかさ
外見的な美しさ




ある一部分の身体づかいに不十分さがあると、それはマイナス点となったり、加点がもらえなかったりします。

この点数を上げていきたいと願う子たちが、競技能力を高めるために今次々と集まってきてくれているのです。


その多くの方が遠くから1位時間以上かけて、ここ滋賀県大津市の石山まで足を運んでくださっています。

今回は、カラダ Design Lab.での取り組みの他とは異なる特徴をお伝えしていきます。






指導を受けても「どうすればいいのか?」がわからない…



たとえば、どうしてもできるようになりたい技があるとします。
しかし何度練習しても同じ指摘ばかりされて、なかなか改善されてきません。

先生からの指導も「なぜできないのか?」には目を向けられることは少なく、
「こうしなさい」「ああしなさい」と外見的な形についてのみ指導される場面が多く、
「じゃあどうすればいいのか?」という疑問に対して自分自身で答えが見つけられずにいる
のです。


あの子にはできるのに、自分にはできない…


「できている状態」と「できていない状態」

その差がなんなのかがわからない
のです。







(しかし、これは先生も同じかも…)


外見的な動きの違いを指摘することは、その競技をしている者にとっては比較的容易でも、内面的な動きの違いを指摘するのはそれほどに難しいのです。




「できない」を「できる」に変える! 3つの必須プロセス



できない動きをできる動きに変えていくためには、


①目的とする動きがどのような要素から成り立っているのか?


という運動構造の理解を前提に、


②その要素のどの部分が足りないのか?


動作分析と様々な運動機能の評価によって弱点を見極めた上で、


③どのようにしてその機能を獲得してけばよいのか?


解剖学、運動学、バイオメカニクス、様々な運動理論などに基づき最適なトレーニング方法を構築する

という点まで考慮した上で身体づくりに励む必要があるのです。



闇雲にトレーニングをしていても、なかなか結果には現れてきません。

特に自分自身の身体の状態、内面に目を向けられていないと尚更です。


そのためにも『内観』『内的認識力』は非常に重要となります。

(内的認識力とは、自分自身の身体の状態や精神状態を認識する能力のこと。)




また、トレーニング以外にも柔軟性を引き出すためのエクササイズやストレッチが必要な場合もありますし、
身体がどのように動くのか?、動いているのか?など「動きの感覚」を知ることが必要な場合もあります。



カラダ Design Lab.ではそこからさらに、
身体を動かす時の感覚の捉え方や、動きのイメージ、意識の持ち方までお伝えしています。




動きを一つ一つしっかりと獲得していけば、必然的に動きは変わる!




カラダ Design Lab.では、今まで経験したことがないような動きを作り出していくことが多々あります。

それは、頑張って、我慢して、無理に動きを作り出すのではなく、

本来身体がうまく機能していれば使えているはずのもの
しかし今までうまく使いこなすことができていなかったもの

自然と引き出していきます
(ときに頑張ることはあります。)


それは眠った能力が目を覚ますような感覚です。


脳が知覚したことがない運動感覚を、新しく認識させるのです。

このようにして一つ一つ必要な要素の獲得を図っていきます。




一緒に動きを作り上げながらも、
動きに必要な要素を自主トレーニングとしても指導!




必要な要素を見極め、その獲得に必要なトレーニングを実施すれば、今度はそのトレーニングを自宅へ帰ってからも実施していただきます。

そうすることによって、運動機能の獲得を着実なものにしていくのです。


お伝えするトレーニングでは、

・何を目的にしているのか?
・どのような状態を目指して実施するのか?
・どのような感覚を知覚しながら実施するのか?
・うまくできているのかセルフチェックはどうすればいいのか?
・トレーニングを実施した結果、競技の動きがどのように変化するのか?
  など

をしっかりと理解していただいた上で実施していきます。


そしてそのトレーニングを
・目的
・方法
・意識するポイント

までまとめて自主トレーニング表として後日お渡ししています。(別料金)





次来たときにはより高度な身体づかいを手に入れる。


もちろん、一度で必要な動きが全て手に入るわけではありません。
ある能力が手に入った上でないと、手に入れられないものもあります。

それらをしっかりと順序立ててご提供していきますので、
前回来たときよりも今回、
今回よりも次回、
………
……

とどんどんと能力を高めていくのです。


今現在お越しいただいている方も、

・爪先立ちが保てなかったものが、保てるようになり、
・ジャンプで傷めていた膝の痛みが、動きを改善させることで消失し、
・伸びなかった膝が伸びるようになり、
・背骨が柔らかくひねれるようになり、


とお越しいただくたびに身体の状況がより良く変化しています!


もちろん自主トレもしっかりとがんばって実施してくれているおかげです。




競技能力・技術の向上、痛みの改善、怪我の予防
あらゆる身体機能を高めてレベルアップしたい方へ




今回は体操・新体操を中心にお話を進めていきましたが、
その他の競技でも本質的な取り組みの考え方は同様です。

体操・新体操以外でも、今ではマラソン、陸上、サッカー、剣道、野球、テニス…様々な競技の中の、様々な悩みを解決しパフォーマンスアップを図るためにたくさんの方がカラダ Design Lab.へお越しいただいています。


是非、スポーツでのパフォーマンスを高めたい方は、お気軽にご相談くださいね。

連絡先

滋賀県大津市石山のリハビリ整体院
カラダ Design Lab.
カラダデザインラボ
堤 和也



是非、こちらも参考にしてみてください。
【怪我をチャンスに変える! (カラダ Design Lab. for sports)】