前回の記事にさらに引き続き、
側弯症による症状の出現の機序や原因、そして改善へ向けた取り組みなどに対するカラダ Design Lab.での考え方をお伝えしていきます。
以前の記事
→側弯症にお悩みの方へ①
→側弯症にお悩みの方へ②
CONTENTS
側弯症が起こる原因は?
日本側弯症学会のHPから引用させていただきます。
→日本側弯症学会 〜側弯とは? Q&A〜 (http://www.sokuwan.jp/QandA.html
)
(以下引用)
Q.側弯症はどんな原因で起きるのでしょうか?
A.原因のわかっているものと、わかっていないものがあります。
現在のところ、およそ次のように分類されています。
Ⅰ機能性側弯(一時的なもの)
不良姿勢、脚の長さに差があるためのもの、坐骨神経痛による側弯など
Ⅱ構築性側弯症(真の病気としての側弯症)
1. 先天性側弯症
2. 神経・筋性側弯症
3. 神経線維腫症による側弯症
4. 間葉系疾患による側弯症
5. 外傷性側弯症
6. その他の原因による側弯症
7. 特発性側弯症
乳児期側弯症(0歳~3歳に発症)
学童期側弯症(4歳~10歳に発症)
思春期側弯症(10歳以降に発症)
このうち80%~90%は、現在でも原因不明であることから、特発性側弯症と呼ばれているものです。
(引用終了)
カラダ Design Lab.での取り組みの考え方
カラダ Design Lab.の側弯症に対する取り組みとして、主な対象となるのはⅠ.の機能性側弯の方となります。
真の病気としての側弯症を予防することは非常に困難を極めるかと思います。しかし、このⅡ.構築性側弯症によって生じた側弯であったとしても力学的な負荷による側弯の増強を予防するための体づくりは可能であると考えます。
側弯症に対して、装具療法によってカラダの外側から圧迫を加えることで変形を矯正・予防することが行われますが、大変苦痛を伴います。
カラダの動きを自分自身の力(筋力という意味ではなく)で意図的にコントロールすることができるのであれば、
背骨の柔軟性を確保した上で、
カラダの筋肉を適切に機能させ、
重心位置をコントロールすることで
側弯を増強させる方向に働く力学的な負担を減らしていくことは十分に可能です。
(カラダの動きを意図的にコントロールできない場合は、これらのアプローチで改善させていくことは不可能に近いかと思います)
カラダ Design Lab.ではこれらを獲得できるように様々な方法でアプローチを組み立てていきます。
外側から動きを矯正する以上に、カラダの内側から背骨の状態を整えていくことが非常に重要です。
側弯症や側弯症に起因する症状に対してお悩みであれば、
カラダ Design Lab.で一緒により良い体づくり・症状の改善を目指してみませんか?
是非一緒にがんばっていきましょう!
計3回に渡り、長い文章をお読みいただきありがとうございました。
施術などをご希望の方はお気軽に下記までご連絡ください。
簡単web予約も可能ですよ。
滋賀県大津市石山のリハビリ整体院
カラダ Design Lab.
カラダデザインラボ
堤 和也