2本足で生活する「ヒト」にとって宿命であるとも言われる腰痛。なぜヒトは腰痛を起こしやすいのでしょうか?

そしてその痛みを解消するには?持続的に痛みをなくしていくには?

ここでは腰の痛みに対する基礎知識、そしてカラダ Design Lab.が行う腰痛に対する取り組みをご紹介します。



なぜ腰が痛くなるのか?「二足歩行は腰の痛みが出るのが宿命?」


ヒトにとって『腰』はちょうど上半身と下半身のつなぎ目にあたり、『姿勢』と『身体の使い方』による影響をダイレクトに受ける場所です。

元々ヒトの祖先が四足歩行をしていた時代には、背骨は地面に対して水平にあり、上半身の重みは上肢(腕)で、下半身の重みは下肢(脚)で支えていたのに対して、二足歩行始めてからは、背骨を90°回転させて、地面に対して垂直に立てることで下肢だけで直立姿勢を保つようになりました。


これにより腰椎の前彎(反り:青い点線の丸部分)が生まれ、上半身の重みは腰を介して脚へ伝わり、必然的に腰には負担がかかりやすくなってしまったのです。

その為、看護師・介護士など患者さんを抱えることの多い方、重い荷物を運搬する仕事に従事している方、長時間座り続けた姿勢を取りがちなデスクワークの方、スポーツをされている方では腰の使い方によっては痛みが起こりやすくなります。

腰に加わる負担は腰の使い方の良し悪しで大きく変化するため、お腹と腰をうまく使えるようになることが非常に重要なのです。



たくさんある背骨の中で腰だけ痛めることが多いのはなぜ?



頭から骨盤までつながっている背骨は、頭側から頚椎が7個、胸椎が12個、腰椎が5個、その下に仙骨があります。

『腰椎』は上半身の重みをほぼ全て支えており、さらに両手で重たいものを持てばその重みも全て受け止めます。両手で物を持つといった動作は日常茶飯事ですよね。

それだけに腰に負担をかけやすい姿勢や身体の使い方をしているとどんどん痛めやすくなってしまう上、元々腰を悪くしたことのある方ではそれに拍車をかけてしまうのです。


『胸椎』には肋骨が付いているので、構造的には安定しているのに対し、
首や腰は支えるものが背骨以外に筋肉しかありませんので、その筋肉の使い方や姿勢の取り方次第で首や腰への負担は大きくも小さくもなり得るのです。



腰の痛みを放置しておくとどうなるのか?


まず、背骨(脊柱)における椎骨と脊髄と椎間板の関係を見てみましょう。

腰椎と脊髄と椎間板
椎骨や椎間板が障害されていない状態で適切な位置関係にあると、神経の束である脊髄も綺麗にまっすぐに伸びています。

しかし、これらが障害され位置関係まで崩れるようになると、神経を圧迫し、様々な症状を引き起こすようになってしまうのです。
もちろん、そうなる以前から腰痛を中心とした痛み・だるさなどに悩まされることが増えてくることは言うまでもありません。(なんらかの受傷機転を期に症状が生じるものを除きます。そのような場合でも腰の使い方に問題のあることも多々ありますが…)

腰椎椎間板ヘルニアと腰椎すべり症
腰椎椎間板ヘルニア(図)や腰椎分離症、腰椎すべり症(図)などを放置していると、加齢とともに変形がどんどん強まりやすく椎間関節症変形性腰椎症なども引き起こしやすくなります。

そして最終的には、それらの病態が重なった状態である脊柱管狭窄症へと発展してしまうのです。

腰部脊柱管狭窄症の病態
腰部脊柱管狭窄症(図)はこれらの加齢による退行性変化を基盤としているため他の腰痛や椎間板ヘルニアと比較すると保存療法(手術しない治療法)には限界があることが多く85%以上の患者さんでは初診4年後に症状不変もしくは増悪のために手術を選択することも多いと言われています。

しかし、退行性変化は進行するため、手術をしたとしても約30%の患者で症状が再発、約10%の患者が再手術が必要となるとも言われています。


いつもの腰の痛みだから…とあまりにも放置しすぎていると、さらに悪化し手術が必要となってしまうリスクが高まります。そうなる前にしっかりと腰を守れるカラダ作りが必要なのです。

退行性変化を止めるのは薬ではありません手術はどうしようもなくなったときの最終手段と捉えましょう。

カラダを変えていくことは今すぐからでも可能です。
放置していると悪化する一方であることを知った今、歯止めをかけられるのはこれからのあなたの取り組み次第です。



治るんじゃない?その腰痛。 手術するまで放っておくの?


滋賀県大津市で腰の手術を回避するなら

・腰痛を放置し、悪化させることでどのようなことになるのか?
・なぜ早期に改善させておく必要があるのか?
・手術すれば万事OKというわけではないこと。
・手術を生かすも殺すも
全ては「姿勢」と「身体の使い方」次第であること
 など

カラダ Design Lab.における考え方をさらに詳しく、下記のブログでまとめました。
お時間の許す方は是非ご覧になってみてください。

【治るんじゃない?その腰痛。 手術するまで放っておくの?】
:①〜手術が必要となる前に、健やかな腰をあなたにも。〜
:②腰に生じる疾患と力学的負荷の理解Ⅰ
:③腰に生じる疾患と力学的負荷の理解Ⅱ
:④「姿勢」と「腰に加わる力学的負荷」
:⑤腰痛を改善させるために必要なこと。〜筋トレで良くなるという幻想〜
:⑥「手術の限界性」と、手術を生かすも殺すも
全ては「姿勢」と「身体の使い方」次第。




腰に痛みを抱えている方が、やるべきこととは?



腰の病態を悪化させないためには何が必要であるかを考えなくてはなりません。

よく腰が悪くなれば腹筋と背筋を鍛えなさいということがまことしやかに言われますが、ただ筋トレを行うだけで腰痛が改善した方というのはごく少数ではないでしょうか。

筋力が必要であることに対して異論はありませんが、では腹筋に関してもどの腹筋を鍛えるか、どのような状態で使えるようにしていくかでその効果は大きく異なります。背筋に関しても同様です。


そもそも腰痛の原因は腹筋と背筋の筋力低下だけなのでしょうか?

そんなわけはありませんね。

結果的に両筋がうまく使えていないことは多々ありますが、すべての原因をそこに求めることはできません。
筋力以上に重要なのがやはり姿勢と身体の使い方に起因するものなのです。


お腹の中に風船が入っているようなイメージをしてみましょう。



お腹の力が抜けたままでいると、上半身の重みによって風船は上下に潰され、お腹が前に出ます。

逆にお腹に適切に力が入れられると、このお腹の風船を前後左右、四方から圧をかけることができ、風船が縦に伸びるようになります。
するとお腹も引っ込み、上半身の重みを腰だけで支えるのではなく、このお腹の風船でも支えることできるようになるので腰への負担が大きく軽減するのです。






カラダがうまく使えるようになと、あらゆる動きの中でお腹の中の腹腔の圧(腹圧)を高めながら動くことができるようになります。









カラダ Design Lab.では、

①現在症状として出現している腰周囲の筋肉の硬さ(主に癒着)をまず取り除き、

②ストレッチなどを通して硬くなってしまっている筋肉の柔軟性を取り戻し、同時に良い姿勢を維持する上で必要な筋肉(腹横筋など)のトレーニングを行いカラダの土台を作っていきます。

③そして良い姿勢を保つ上で必要な意識やカラダの使い方を習得していただきます。




今ある腰痛を解消するだけにとどまらず、これから先も腰痛に悩まされることのないカラダを手に入れてくださいね♪


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